約4ヶ月ぶりとなりますが、各国大使館の求人情報をまとめてみました。今回、募集継続中の求人がみつかったのは、4ヶ国の大使館なのですが、この1~2週間で応募が終了した求人が複数存在したので、夏から秋にかけて、ある程度の数が出ていたようです。
滅多に求人がかかることがないノルウェー大使館やブラジル大使館、タイ大使館などからも求人が出ていました。こまめに確認すると、それなりに見つかるようです。
とりあえず、本日(9月30日現在)、確認が出来ている求人をまとめてみますので、参考にしてください。
アメリカ大使館
東京大使館、福岡領事館において求人が発生しています。東京では商務部のアシスタント、福岡では総務や秘書業務の統括責任者(4人から構成される部署のマネージャー)の募集案件となります。
東京大使館の求人は短期雇用、福岡領事館の求人はフルタイムで年収1000万オーバーとなります。それぞれ、募集要項の詳細がアメリカ大使館の公式サイト内から入手出来るので、気になる人は要確認です。
どちらも10月初旬が応募期限となっています。
http://japan2.usembassy.gov/e/info/tinfo-jobs.html
オーストラリア大使館
武官室の会計業務、総務業務の管理、オーストラリア本国から配属されているスタッフのサポート、日本現地採用スタッフの管理といった業務に従事する人材を募集しています。
会計管理、総務管理、人事管理のいずれの実務経験者であること、英語・日本語において高い能力を有していることが応募条件となっています。かなりのハードルが高い求人となりますが、それだけに条件面も良く、月給が約52万円となっています。厚生年金も付くため、なかなかの好待遇です。
こちらは、転職エージェントの『リクナビNEXT』に掲載されており、応募もリクナビ経由となるようです。募集要項もリクナビのサイトで確認することが出来ます。
※
リクナビNEXTは大手人材サービスグループ『リクルート』が運営する転職情報サイトですが、リクルートグループは各国大使館の求人情報を扱っていることが多いです。もし、他国の大使館の求人も含めて興味がある人は転職支援サービスを展開するリクルートエージェントに問い合わせるのもアリです。
リクナビNEXTは情報サイトなので、サイト内に掲載されている情報を自分で検索して探すことになりますが、リクルートエージェントは自分が希望する仕事を伝えれば、担当スタッフは代わりに探してくれますし、新規求人が発生した時にはリアルタイムで教えてくれます。
リクナビNEXTには掲載されていない求人を保有していることもあるので、そういった意味でも、一度問い合わせてみる価値は十分にあります。
※補足
リクルートエージェントは、元々、英語が得意な人の転職支援に力を入れていましたが、最近では、入社後、勉強して身につけることを条件に、今現在の英語力については不問とする採用方針を採る企業からの求人についても、取り扱うようになっています。
そのなかには、海外出張や海外勤務の機会が想定される求人も含まれるので、興味がある人は、リクルートに相談してみてください。
なお、20代・30代の人には、マイナビエージェントという転職会社もオススメです。リクルートとは、また違った系統の求人を確保しているので、両者をダブルで利用すると、多角的に情報を集められるので、よりチャンスが広がります。
特に、第二新卒者の場合、好条件の求人を紹介してもらえる可能性が大です。一方、30代後半以降の経験豊富な人の場合、マイナビはそれほど良い求人を扱っているわけではないので、それほど期待は出来ないです。(他社のほうがオススメです。)
在日ザンビア大使館 通訳・翻訳
通訳・翻訳・受付等の業務を担当する日本人スタッフが募集されています。通訳は英日、日英となるので、英語が出来れば大丈夫なようです。
公式サイトのトップページに送付先のメールアドレスが記載されているので、そちらに履歴書・職務経歴書を送付することになります。(特に記載はないのですが、日本語と英語の2言語でまとめたほうがいいのではと思います。)
募集の掲載日や申込期限などは書かれていないので、今現在も募集中なのかどうか分からないので、興味がある人は是非問い合わせてみてください。
http://www.zambia.or.jp/index-j.html
大使館の会計スタッフ
Daijob.comという外資系企業・グローバル企業専門の求人情報サイト上において、公開されている大使館の求人情報。ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパンという人材紹介会社が取り扱っている求人であり、希望者は同社へ応募することになるようです。
会計業務のアシスタントと社会保険の計算等、人事関連業務を兼務することになる案件です。1日5時間週5日勤務となっていますが、勤務時間は午前9時から午後6時の間から選べるようになっているので、自由度は高いと言えます。
どこの国の大使館なのかという記載がないため、詳細については、直接問い合わせるようにしてください。